普段は何ともないのに、この時期になると、肌がピリピリしたりムズムズが気になったりしませんか?
もしかするとそれは、季節の変わり目に起こりやすい“ゆらぎ肌”になっているからかも…。
でも、どうして特定の時期だけ肌のコンディションが不安定になるのでしょうか?
まずはその原因から探っていきましょう。
気温・湿度、そして皮脂分泌が低下!
本格的な冬に向け、10月から12月にかけては気温も湿度もどんどん下がりはじめます。
特に10月になると、気温は20度以下の日が増え、最低湿度も60%を下回る日が増えていきます。
そのため、気温の低下によって肌の代謝のリズムが乱れ、湿度の低下によって肌のうるおいも一気に奪われ、肌のバリア機能が低下しやすくなってしまいます。
さらに、皮脂も夏に対して秋は75%、冬は49%と分泌量が減少してしまい、うるおいを守る力も、外からの刺激に対する防御力も弱まり、乾燥や肌トラブルが起きやすい状態になっていきます。
秋は、このような環境要因によって肌がダメージを受け敏感になることが多く、ちょっとした刺激にも反応しやすくなり、ピリピリやムズムズといった違和感を感じやすくなります。
若々しく美しい肌を保つためには、冬になってしまう前に「秋の肌荒れ」をしっかりケアしておくことが大切なんです。